茅ヶ崎市、てっぽう道の茅ヶ崎ファミリークリニック、院長の石井です!
注射薬「マンジャロ(Mounjaro)」は、2型糖尿病や肥満症の治療に使われる新しいお薬です。
最近当院でも多くの方にご使用いただいており、効果がおおきく期待される一方で、いくつかの副作用が報告されているため、使用を検討されている方や現在治療中の方には、副作用についても正しく理解しておくことが大切です。
今回は、マンジャロの副作用について詳しくご紹介します。

消化器系の副作用が多い傾向
マンジャロを使用することで最も多く報告されているのが消化器系の副作用です。特に治療を始めた初期によく見られます。
|
副作用 |
説明 |
|
吐き気 |
多くの方が経験しやすく、特に初期に起こりやすいです。 |
|
嘔吐 |
吐き気とあわせて出ることがあり、脱水に注意が必要です。 |
|
下痢 |
軽度~中程度の下痢が報告されています。 |
|
便秘 |
逆に便秘になる方もいます。 |
|
腹痛 |
胃やお腹の不快感・痛みとして現れることがあります。 |
|
消化不良 |
食後の胸やけや不快感として感じる方もいます。 |
多くの場合は時間の経過とともに軽くなりますが、症状が強い・長引く場合は医師にご相談ください。
対策としては、食事の量を減らしたり、ゆっくり食べることで症状が緩和されることがあります。
その他の一般的な副作用
消化器症状以外にも、以下のような副作用が報告されています。
|
副作用 |
説明 |
|
疲労感 |
全身のだるさや疲れやすさを感じることがあります。 |
|
頭痛 |
軽度~中程度の頭痛が見られる場合があります。 |
|
めまい |
軽い立ちくらみやふらつきが報告されています。 |
|
食欲減退 |
食欲が落ちることで、体重が急激に減ることもあります。 |
|
注射部位の反応 |
赤み、腫れ、痛みなどが出ることがあります。 |
|
脱毛 |
一時的に髪が抜けやすくなる方もいます。 |
これらの副作用もほとんどは軽度で、時間とともに落ち着いていくケースが多いですが、心配な症状がある場合は、放置せずに医療機関を受診しましょう。
個人差があることも知っておこう
副作用の出方には個人差があります。全ての人に起こるわけではありませんが、万が一に備えて体調の変化に注意しながら使うことが大切です。
まれだが注意が必要な重篤な副作用
ごく稀にではありますが、以下のような重大な副作用も報告されています。
|
副作用 |
説明 |
|
膵炎 |
強い腹痛や背中の痛み、吐き気、嘔吐が特徴です。 |
|
アナフィラキシー |
呼吸困難、顔や喉の腫れなどのアレルギー反応です。 |
|
低血糖 |
他の糖尿病薬との併用時に注意が必要です。 |
|
腎機能障害 |
ごく稀に腎機能が悪化するケースがあります。 |
|
甲状腺腫瘍 |
動物実験でリスクが示されていますが、人では不明です。 |
このような症状を感じた場合は、すぐに使用を中止し、速やかに医療機関を受診してください。
胆石症・胆嚢炎のリスクも
マンジャロの使用中に、胆石症や胆嚢炎のリスクが高まる可能性があることも知られています。急激な体重減少や食生活の変化が影響する可能性があります。
主な症状:
•右上腹部の激しい痛み
•吐き気や嘔吐
•発熱
•黄疸(皮膚や目が黄色くなる)
予防のポイント:
•急激な減量を避ける
•バランスの取れた食事を心がける
•定期的に健康診断を受ける
特に肥満傾向がある方や、短期間で急激に体重が落ちた方は要注意です。
まとめ
マンジャロは、糖尿病や肥満の治療において大きな可能性を持つお薬ですが、副作用への理解と注意も欠かせません。
自己判断せず、医師と相談しながら安心して治療を進めていきましょう。
当院では、マンジャロに関するご相談や、副作用への対応についても丁寧にサポートいたします。気になる症状があれば、お気軽に茅ヶ崎ファミリークリニックまでご相談ください。
0歳から150歳まで、予約なしでもみんなが笑顔になる、茅ヶ崎ファミリークリニックです。お気軽にどうぞ。
令和7年5月20日
茅ヶ崎ファミリークリニック
院長 石井 尚
⦅注意事項⦆
マンジャロ(チルゼパチド)を用いた医療ダイエットについて【自由診療】
当院では、医師の診察のもと、自由診療(保険適用外)として
マンジャロ(一般名:チルゼパチド)を用いた医療ダイエットを行っています。
ここでは、医療広告ガイドラインに基づき、
治療内容・費用・リスクおよび副作用等について詳しくご説明します。
マンジャロとは
マンジャロ(チルゼパチド)は、GIP受容体およびGLP-1受容体作動薬に分類される注射薬です。
主に2型糖尿病治療薬として承認されており、
• 食欲の抑制
• 胃内容物排出の遅延
• 血糖値の安定化
といった作用を有します。
これらの作用により体重減少が認められることから、
医師の管理下で体重管理を目的として使用される場合があります。
※肥満症・ダイエット目的での使用は保険適用外です。
治療内容(通常必要とされる治療等の内容)
【治療の流れ】
1. 医師による診察・問診
2. 既往歴、服薬状況、体調の確認
3. 治療適応の判断
4. マンジャロの処方
5. 定期的な診察・経過観察
【投与方法】
• 週1回の皮下注射
• 原則として自己注射
• 初回は医師または医療スタッフが注射方法を説明します
【用量について】
• 副作用の出現を考慮し、低用量から開始し段階的に調整します
• 用量は患者様の状態を確認しながら医師が判断します
費用について(費用等に関する事項)
|
容量 |
自費価格 |
コメント |
|
2.5mg/週 |
20,000円/月 |
初回導入量として少量で開始します |
|
5mg/週 |
30,000円/月 |
治療効果を確認しながら調整します |
|
7.5mg/週 |
39,000円/月 |
肥満症治療で一般的に使用される容量です |
|
10mg/週 |
49,000円/月 |
高用量が必要な患者様向けです |
※自由診療(保険適用外)のため全額自己負担となります。
※初診料、再診療は別途かかりません。
※治療期間によりトータルの費用は異なります。
※糖尿病、その他の健康状態の評価のため、別途検査費用が必要な場合があります。
※糖尿病と診断され、健康保険が適用となる場合や、各種医療補助制度の対象となる場合には、費用面での支援を受けられることがあります。
※医師の総合的な判断により、健康上のリスクが認められる場合などには、マンジャロダイエットを途中で中止することがあります。その場合、自由診療としてすでに発生した費用につきましては、返金いたしかねますので、あらかじめご了承ください。
主なリスク・副作用について
マンジャロの使用により、以下の副作用が報告されています。
【主な副作用】
• 吐き気
• 嘔吐
• 下痢
• 便秘
• 食欲不振
• 腹部不快感、膨満感
これらは治療開始初期や用量増量時に起こりやすく、
多くの場合、継続により軽減します。
【重大な副作用(まれ)】
• 低血糖(特に他の糖尿病治療薬を併用している場合)
• 膵炎
• 重度の胃腸障害
【使用に注意が必要な方】
• 妊娠中または授乳中の方
• 重度の胃腸疾患がある方
• 膵炎の既往がある方
• 医師が不適切と判断した場合
※必ず医師の診察による判断のもとで治療を行います。
治療効果についての注意点
• 効果には個人差があります
• 生活習慣や食事内容によって効果が異なります
• 治療を中止した場合、体重が再増加する可能性があります
自由診療に関する重要な説明
• 本治療は自由診療(保険適用外)です
• 国が承認した適応症とは異なる目的で使用される場合があります
• 医師が医学的に適切と判断した場合のみ治療を行います
• 効果・安全性について十分に説明したうえで治療を開始します
ご相談について
マンジャロを用いた医療ダイエットは、
医師の管理下で安全性に配慮して行う必要がある治療です。
治療をご希望の方は、まずは診察にてご相談ください。
茅ヶ崎ファミリークリニック(内科・小児科・皮膚科)
〒253-0054 神奈川県茅ヶ崎市東海岸南5丁目1−21
https://chiga-fami.clinic/