さて、今回は、
マンジャロの医療ダイエット、
利点と問題点をわかりやすくリアル解説 します。
近年、「マンジャロ(Mounjaro)」という糖尿病治療薬が、ダイエット効果でも注目を集めています。
SNSやメディアで話題になる一方で、「本当に痩せるの?」「安全なの?」といった疑問や不安を感じている方も多いのではないでしょうか。
当院でもマンジャロダイエットを開始しており、多くの患者様に安全に確実なダイエット方法としてマンジャロをお出ししており、反響は大変嬉しいものがあります。
今回は、マンジャロをダイエット目的で使用する際の利点と問題点について、医師の立場からわかりやすくリアルに解説します。
マンジャロとは?
マンジャロは、2型糖尿病の治療薬で、GLP-1(インクレチン)とGIPという2つのホルモンを模倣する「ツインインクレチン製剤」です。
血糖値を下げるだけでなく、食欲抑制や胃の動きをゆっくりにする作用があり、結果として体重減少が期待できます。

ダイエット目的で使用する場合の「利点」
1. 高い体重減少効果
臨床試験では、生活習慣改善だけでは難しい体重減少を達成している例が多く報告されています。
体重の15%以上の減少が見られるケースもあり、特にBMIが高めの方には効果的です。
2. 食欲が自然に抑えられる
マンジャロは脳の食欲中枢に働きかけるため、「食べたい気持ちが抑えられる」と感じる方が多く、無理な我慢をせずに食事量をコントロールできる可能性があります。
3. 血糖・脂質の改善も期待できる
ダイエット効果だけでなく、血糖コントロールや中性脂肪の低下など、健康面での副次的なメリットもあります。
ただし、使用には「問題点・注意点」も
1. 保険適用外で高額
ダイエット目的では保険適用外(自費診療)となるため、費用が月数万円かかります。1〜2ヶ月のお試しならともかく、継続する場合の経済的負担はとうてい無視できません。
「マンジャロ高いな〜!!」といつもこの薬をお出ししていて思います。もう少し、せめて半額くらいになれば、もっと試したくなる患者さんが増えるのにと思います。
2. 副作用がある
代表的な副作用には以下があります:
• 吐き気・嘔吐
• 下痢または便秘
• 食欲不振
• 胃もたれ
特に初期は強い胃腸症状が出ることもあるため、慎重な用量調整が必要です。
副作用の最後は、「かぶれる」です。私だけかも・・
これが辛くて辛くて、院長の私もマンジャロの使用を中断中です。ところが、なんと、当院の患者さんでは一人もこの症状でお困りの方は居ません。メーカーに聞いても、この症状は数%あるかないかのレベルと。そんなにこれは心配しなくても良いのかもしれません。
3. 痩せたあとも注意が必要
マンジャロで痩せた後に服用をやめるとリバウンドする方もいます。生活習慣の改善と併せて行うことが大切です。
4. 全ての人に向いているわけではない
以下に該当する方には使用をおすすめしない場合もあります:
• 妊娠中・授乳中の方
• 重度の胃腸障害をお持ちの方
• 過去にGLP-1製剤で強い副作用が出た方
医師の立場からのアドバイス
マンジャロは確かに「強力なサポートツール」になり得ますが、それだけに医師の管理のもとで正しく使うことが重要です。
また、薬だけに頼らず、バランスの取れた食事・運動・生活習慣の改善とセットで行うことが、長期的な成功のカギとなります。
逆に、すでに食事をがんばっているのに、運動をがんばっているのに若いときのように痩せない、出産後にどうしても太ってしまった。更年期で太ってしまった。コロナ禍以降は運動しても痩せられなくなったなど、なにかブレイクスルーを期待する方にはおすすめなのがマンジャロダイエットです。
まとめ
当院では、マンジャロの使用について、医学的に適切かどうかをしっかり見極めたうえでご提案しています。
ご希望の方には、体質や目標に合わせたダイエットプランのご提案も可能です。
ご相談はお気軽にどうぞ。
▶ ご予約・お問い合わせはこちら
茅ヶ崎ファミリークリニック
0467−81−3121
https://chiga-fami.clinic/reservation
それでは!!
0歳から150歳まで、
予約なしでもみんなが笑顔になる、
茅ヶ崎ファミリークリニックです。
お気軽にどうぞ〜。
令和7年 6月27日
茅ヶ崎ファミリークリニック
院長 石井 尚
⦅注意事項⦆
マンジャロ(チルゼパチド)を用いた医療ダイエットについて【自由診療】
当院では、医師の診察のもと、自由診療(保険適用外)として
マンジャロ(一般名:チルゼパチド)を用いた医療ダイエットを行っています。
ここでは、医療広告ガイドラインに基づき、
治療内容・費用・リスクおよび副作用等について詳しくご説明します。
マンジャロとは
マンジャロ(チルゼパチド)は、GIP受容体およびGLP-1受容体作動薬に分類される注射薬です。
主に2型糖尿病治療薬として承認されており、
• 食欲の抑制
• 胃内容物排出の遅延
• 血糖値の安定化
といった作用を有します。
これらの作用により体重減少が認められることから、
医師の管理下で体重管理を目的として使用される場合があります。
※肥満症・ダイエット目的での使用は保険適用外です。
治療内容(通常必要とされる治療等の内容)
【治療の流れ】
1. 医師による診察・問診
2. 既往歴、服薬状況、体調の確認
3. 治療適応の判断
4. マンジャロの処方
5. 定期的な診察・経過観察
【投与方法】
• 週1回の皮下注射
• 原則として自己注射
• 初回は医師または医療スタッフが注射方法を説明します
【用量について】
• 副作用の出現を考慮し、低用量から開始し段階的に調整します
• 用量は患者様の状態を確認しながら医師が判断します
費用について(費用等に関する事項)
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容量 |
自費価格 |
コメント |
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2.5mg/週 |
20,000円/月 |
初回導入量として少量で開始します |
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5mg/週 |
30,000円/月 |
治療効果を確認しながら調整します |
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7.5mg/週 |
39,000円/月 |
肥満症治療で一般的に使用される容量です |
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10mg/週 |
49,000円/月 |
高用量が必要な患者様向けです |
※自由診療(保険適用外)のため全額自己負担となります。
※初診料、再診療は別途かかりません。
※治療期間によりトータルの費用は異なります。
※糖尿病、その他の健康状態の評価のため、別途検査費用が必要な場合があります。
※糖尿病と診断され、健康保険が適用となる場合や、各種医療補助制度の対象となる場合には、費用面での支援を受けられることがあります。
※医師の総合的な判断により、健康上のリスクが認められる場合などには、マンジャロダイエットを途中で中止することがあります。その場合、自由診療としてすでに発生した費用につきましては、返金いたしかねますので、あらかじめご了承ください。
主なリスク・副作用について
マンジャロの使用により、以下の副作用が報告されています。
【主な副作用】
• 吐き気
• 嘔吐
• 下痢
• 便秘
• 食欲不振
• 腹部不快感、膨満感
これらは治療開始初期や用量増量時に起こりやすく、
多くの場合、継続により軽減します。
【重大な副作用(まれ)】
• 低血糖(特に他の糖尿病治療薬を併用している場合)
• 膵炎
• 重度の胃腸障害
【使用に注意が必要な方】
• 妊娠中または授乳中の方
• 重度の胃腸疾患がある方
• 膵炎の既往がある方
• 医師が不適切と判断した場合
※必ず医師の診察による判断のもとで治療を行います。
治療効果についての注意点
• 効果には個人差があります
• 生活習慣や食事内容によって効果が異なります
• 治療を中止した場合、体重が再増加する可能性があります
自由診療に関する重要な説明
• 本治療は自由診療(保険適用外)です
• 国が承認した適応症とは異なる目的で使用される場合があります
• 医師が医学的に適切と判断した場合のみ治療を行います
• 効果・安全性について十分に説明したうえで治療を開始します
ご相談について
マンジャロを用いた医療ダイエットは、
医師の管理下で安全性に配慮して行う必要がある治療です。
治療をご希望の方は、まずは診察にてご相談ください。
茅ヶ崎ファミリークリニック(内科・小児科・皮膚科)
〒253-0054 神奈川県茅ヶ崎市東海岸南5丁目1−21
https://chiga-fami.clinic/