こんにちは! 茅ヶ崎市、てっぽう道の茅ヶ崎ファミリークリニック、院長の石井です!
最近、ニュースやSNSで「福岡で『謎の風邪』が流行している」という話題をよく見かけます。「治りそうで治らずズルズル続く」「のどに違和感がある」といった声が相次いでいるようですね。
実はこれ、決して遠い場所のお話ではなく、ここ茅ヶ崎でも全く同じように、長引く咳や喉の痛みを訴える方が急増しています。 診察室でも、「熱はないのに咳が止まらないんです」「インフルもコロナも陰性だったのに、なぜかずっと具合が悪くて……」というお声を本当によく耳にします。
「謎の風邪」の正体とは?
新型コロナウイルスやインフルエンザといった代表的な感染症ではないとすると、全く新しい未知のウイルスなのでしょうか?
実はそうではなく、普段ならすぐに治ってしまうような、ごくありふれた「弱い風邪のウイルス」が原因である可能性が高いと考えられています。
なぜ、そんなに長引いてしまうの?
これには「急激な気候の変化」と「環境要因」が大きく関わっています。
-
寒暖差による自律神経の乱れ ゴールデンウィーク以降、急に暑くなったかと思えば朝晩は冷え込むなど、寒暖差の激しい日が続いていますよね。この大きな気温差に対応しようとすると自律神経が乱れ、結果として免疫力がガクッと落ちてしまいます。そこにウイルスが入り込むため、普段より重く、長引きやすい状態になってしまっているのです。
-
花粉・黄砂・PM2.5の複合ダメージ この時期はカモガヤなどイネ科の植物による「夏の花粉症」が始まる季節です。そこに大陸からの黄砂やPM2.5の飛来も重なり、喉や鼻の粘膜に複合的なダメージを与え、不調を長引かせる原因となっています。
ご家庭での対策と、受診のサイン
人によっては1〜2ヶ月近く症状が長引くこともある厄介な風邪です。 基本中の基本ですが、十分な睡眠と栄養のある食事、そして衣服でのこまめな体温調節を徹底して、免疫力を下げない体調管理が何より大切です。
通常の風邪症状であれば過度に心配する必要はありませんが、放置すると別の病気に発展する可能性もあります。以下のような場合は、我慢せずに早めに医療機関を受診してください。
-
高熱が長く続いている
-
喉の痛みが激しく、水分や食事がとれない
-
咳がひどくて息苦しい、夜眠れない
また、急に30度を超えるような日もあり、体が暑さに慣れていない今の時期は「熱中症」のリスクも非常に高まっています。外での無理な運動や作業は控え、こまめに水分をとるようにしてくださいね。

「もしかして謎の風邪?」と不安に思ったり、症状が辛いときは、いつでも当院へお気軽にご相談ください。一緒にこの季節の変わり目を乗り切っていきましょう!
0歳から150歳まで、予約なしでもみんなが笑顔になる、茅ヶ崎ファミリークリニックです。お気軽にどうぞ。
令和8年5月21日
茅ヶ崎ファミリークリニック
院長 石井 尚
茅ヶ崎ファミリークリニック(内科・小児科・皮膚科)
〒253-0054 神奈川県茅ヶ崎市東海岸南5丁目1−21
https://chiga-fami.clinic/